【自ら大記録更新 年間206勝の鈴木騎手】失敗から学んで快挙
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| 最多勝利を更新した鈴木恵介騎手 |
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2010年度通算206勝、3年連続の年間最多勝利騎手、そして通算1千勝達成―。鈴木恵介騎手(34)=服部義幸厩舎所属=は今シーズンも大記録を打ち立て、ばんえいファンをわかせた。
「ばんえいグランプリ」(昨年8月)など四つの重賞を制覇。平場のレースでも勝ち星を順調に重ね、3月27日の第4レース、クシロフクリキ(牡4歳)で206回目の1着に入り、自身が前年度に打ち立てた年間通算200勝の記録を更新。それは地道な努力のたまものだった。
レース開催中、騎手たちは競馬場内の「調整ルーム」と呼ばれる建物で寝泊まりし、外部との接触を絶つ。過去のレース映像をチェックできる部屋があり、鈴木騎手は「早朝の調教後、(調整ルーム内の)サウナでリフレッシュしてから過去の映像を必ず見る」。
その映像から騎乗する馬のクセや特徴をつかみつつ、自分のミスで勝てなかったレースを見直し、反省材料も探す。「この繰り返しがあったから206勝できたと思う。もちろん、調教師や馬主が自分の腕を見込んで、良い馬に乗せてくれたことが最大の勝因だね」。あくまで謙虚だ。
今年でジョッキー歴14年目の鈴木騎手。来季も「最多勝利騎手になることが目標」だが、もうひとつ悲願がある。それは騎手が1日に騎乗できる7回のレースすべてで1着になること。「今まで7戦5勝が自己ベスト。やれるものならやってみたい」と淡々と語った。
【この1年 配当金は?】ネット販売の685万円最高
151日間の開催を終えたばんえい競馬。配当金にスポットを当てて、この1年間を振り返ってみたい。
競馬場と場外で購入可能な馬券による最高額は、10月18日の第7レースで1着2着馬を順番通りに当てる馬番連単で飛び出した12万5550円。また、インターネットのみの販売に限れば、8月23日に記録した685万5210円が最高配当額。こちらは全5レースの1着馬を当てる5重勝式で、キャリーオーバーがあるため高額配当となりやすい。
いずれも格付けがB、C級下位クラスの単勝3番人気と9番人気の決着となっていることから、一獲千金を狙うならこの組み合わせを試してみるのもおもしろいだろう。
また年間で全25レース開催された重賞レースは本命馬が強く、1着馬を当てる単勝では平均配当額は430円。比較的高額となりやすい馬番連単でも平均配当額はわずか2920円となる。それでも最高配当額は10月31日のばんえい菊花賞で馬番連単2万3千円を記録したことがあるので油断は禁物だ。