北海道新聞帯広支社
Hokkaido shimbun press Obihiro branch

十勝ぐるめぐり
巌窟王(がんくつおう)(帯広市) 2020/05/21

 濃厚スープ 決め手は香ばしさ

スープの香ばしさを引き出した「焦がし味噌らーめん」

 名は体を表す―。店名の重厚な響きと看板の書体からイメージできるような濃厚で味わい深いラーメンを提供する。札幌に本店がある系列店で、2015年に道内3店舗目としてオープンした。
 しょうゆ、みそ、塩から選べるが、いずれも味の決め手はスープの香ばしさにある。中華鍋から炎が上がるほどの強火でモヤシとタマネギをラードで炒め、そこに豚骨ベースのスープを注いで一気に焼き上げる。火を入れすぎて焦げると、香りが飛んで苦さが出る。逆に焼きが甘いとコクがなくなり塩辛さが際立つ。熟練の技によるこの絶妙な焼き加減が客を引きつけて離さない要因だろう。

太字の書体でつづられた店名はインパクトあり

 今回は、みその香ばしさを堪能しようと「焦がし味噌(みそ)らーめん」(820円)を注文した。具材には炒めた野菜のほか、キクラゲが入る。肩ロース肉を使ったチャーシューが2枚入るのも見逃せない。ニンニクの香りが食欲をそそるマー油の黒色が丼を彩る。みそ味のスープははじめにまろやかな甘みが、後口に野菜のコクと独特のビター感が立ち上がる。
 麺は手もみした中太麺と一般的なちぢれ麺が選べるが、個人的には中太麺がこのスープには好相性と感じる。

(須貝拓也)


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