北海道新聞帯広支社
Hokkaido shimbun press Obihiro branch

十勝ぐるめぐり
日曜喫茶館(帯広) 2018/05/10

 日本茶の持ち味を抽出

まろやかな甘みが印象的な「おくゆたか」

 2011年に開店した日本茶専門店。煎茶やほうじ茶、玉露などをそろえ、田守丈太郎店主が各茶葉に応じた入れ方でもてなす。
 定番は現在、13種類。月替わりのメニューも用意し、水曜のみ抹茶(菓子付き、600円)を提供している。
 お薦めは、「おくゆたか」という品種の煎茶(600円)。静岡産の有機栽培茶で、普通蒸しのものだ。お茶は基本的に急須で出している。おくゆたかの場合、1煎目は、甘みを楽しめるよう低めの温度のお湯を使う。注がれたお茶は透明度が高く、黄色に近い薄緑色。口に運ぶとまろやかな甘みに続いて、華やかな香りが広がる。2煎目以降はお湯の温度を高めにし、渋みと甘みをバランス良く引き出す。2杯、3杯と続けても、胃に重い感じはなくスッキリと味わえる。

水曜限定の抹茶

 田守さんによると、現在流通している日本茶の品種は「やぶきた」が主流で、深蒸しが中心。「(おくゆたかは)普段飲んでいるお茶とは、雰囲気が違うと思います」と話す。
 釜いり茶の「べにふうき」(600円、5月中は500円)は、とりわけ香り高い。甘みとうま味なら、京都の日本茶専門店「一保堂茶舗」でブレンドされた玉露「天下一」(1200円)を。

(相沢早希子)


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