北海道新聞帯広支社
Hokkaido shimbun press Obihiro branch

「道産米は美味しい」 柿田 好子(72)=帯広市*帯広会場 2017/08/09

 沼田町の米農家から、毎月お米を宅配してもらっている。今は亡き友人の紹介で縁ができて、はや十年になる。
 今回は、お米と一緒に手紙も入っていた。新しいお客を紹介した礼状だった。サークル仲間に、おにぎりを分けてあげたことがある。「美味(おい)しいね」と言うので、宅配米の話をした。その後、彼女も仲間になった。
 食べているお米は、新米の時期が過ぎても味が落ちない。温度管理などの保存法がしっかりしているからなのだろう。
 最近、新発見をした。急いでいたので、お米を研いですぐに炊飯器の「極旨メニュー」で炊き上げた。何と、いつもより美味しい。釜自体も進化しているからなのか。
 友人に試食米を頂いた時、まだまだ東北米にはかなわないだろうと、正直あまり期待しなかった。ところが、甘みや粘りも負けていないではないか。
 その時の感動を九年前、道新の「いずみ」欄に「産地直送米」という題で投稿、初掲載された。読者からの問い合わせは、私の方で対応することになった。
 新聞の威力に驚いた。計十一件もの手紙や電話の応対に、多くの時間を割いた。が、生産者と消費者から感謝され、素直に嬉(うれ)しかった。ご飯好きの仲間が増えることは、願ってもないことだから。
 夫は、パン食をあまり好まない。昼食はおにぎりにしてほしいという。朝の片付けの時、ついでに握ることにした。


 

 

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