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ばんえい新時代(ばんえい十勝)
リストラ中年馬 復活V 2010/07/21
優勝した復帰レースを振り返り、「ゴールデンバージ」をいたわる山田調教師(菊地賢洋撮影)
優勝した復帰レースを振り返り、「ゴールデンバージ」をいたわる山田調教師(菊地賢洋撮影)

*ばんえいの13歳、一時は処分寸前

 【帯広】帯広市が開催するばんえい競馬で19日、2年ぶりに出走した13歳の牡馬が1着になった。人間に換算すると50代後半。処分寸前だった「中年馬」が見せた意地だった。  
 牡馬は「ゴールデンバージ」。1997年5月に釧路管内白糠町で生まれ、99年5月にばんえいデビュー。5歳ごろまで順調に勝ち星を挙げたが、その後、成績は下降し、2008年6月20日を最後にレースから遠ざかった。09年10月に登録も抹消された。  
 道内各地の草ばん馬レースに出たものの、今年はそれすら勝てず、肉用馬として売却されることがほぼ決まっていた。それを聞いた、ばんえいの山田勇作調教師(65)が「素質がいい馬だった。まだ勝てるかも」と、知り合いの馬主に頼んで安値で買い取ってもらい、6月末から自身の厩舎で調整していた。  
 今月2日、競走馬として再登録。復帰レースで第2障害を一気に乗り越え、2着に約10秒差をつけてゴール。競馬事業を受託するオッズパーク・ばんえい・マネジメントによると、13歳での勝利は「記録にない」という。  
 次の出走予定は25日。山田調教師は「年を取ってもがんばる姿に励まされた。まだまだいけますよ」と目を細めた。

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