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<始動 帯広市長選2010>主要候補出そろう*自民・上野氏「非常に光栄」 (2010/ 2/ 9)
4月の帯広市長選に向け、自民党帯広支部の候補選考委員会は8日、第4回会合を市内のとかち館で開き、最終選考に残った3人の中から候補者を選ぶ投票を実施。上野敏郎市議会議長(62)が過半数を獲得し候補に内定した。民主党は、既に出馬表明している帯広出身の会社役員米沢則寿氏(53)を支援する方向で、市長選は主要候補が出そろった。(帯広市長選取材班) 最終選考の対象となったのは、上野議長と編田照茂市議(55)、帯広出身で東京の外資系企業社員の男性(47)の3人。 会合には委員20人が出席。投票は非公開で行われ、獲得票数も公表されなかった。高橋猛文座長は「投票では上野氏が過半数をはるかに超えた」と報告し、同党第11区支部長の清水誠一道議が同日、上野氏に内定を通知した。 同党帯広支部は今後、同支部政調会長の小森唯永市議と上野氏が政策協定の締結に向け、協議に入る。また、10日には同党第11区支部に結果を報告し、自民党道連に推薦を要請する。上野氏は11日に同市内で記者会見し、正式に出馬表明する見通し。 上野氏は取材に対し「内定を得たことは非常に光栄」とし、議員辞職については「最もスムーズに運べる時期を副議長と相談して決めたい」と話した。 上野氏は、山形県出身で東洋大卒。1987年に帯広市議に初当選し、現在6期目。2007年から市議会議長を務めている。
*全員一致ではなく投票*委員の中にしこりも (2010/ 2/ 9)
帯広市議会の上野敏郎議長(62)の擁立を決めた8日の自民党帯広支部の候補選考委員会は、委員22人の全員一致ではなく、投票にもつれ込んだ。この結果、委員の中には上野氏への異論がくすぶり、民主党が支援し先行する米沢則寿氏との対決に一枚岩になれるかどうか、不安を残すことになった。 選考委はもともと全員一致を目指していたが、候補決定を急ぐために投票を実施。だが票が割れれば、「分裂した」との憶測を呼びかねない。8日の会議冒頭、こんなやりとりがあったという。 「票数は非公表にすべきだ」「いや、すべて明らかにすべきだ」 結局、投票結果を公表せず、高橋猛文座長が「大多数の委員が上野氏に投票した」と報告。結束維持に腐心する自民党の現状をうかがわせた。 背景にあるのは、選考委が各委員に根回しを禁じていたにもかかわらず、関係者が、電話などで多数派工作を繰り広げていた実態だ。さらに、上野氏の候補内定が消去法によるとの印象が否定できないことがある。 今回、他薦で名の上がった人物は次々と辞退し、面接に残ったのは、上野氏のほか編田照茂市議、帯広出身の在京外資系企業勤務の40代男性の3人。帯広市議など一定数の委員が40代男性を推していたが、家族の反対で単身赴任になることなどが6日の面談で明らかになり、事実上、対象から外れた。 同党帯広支部幹事長の小野寺秀道議は委員会終了後、「政治への門戸を広げた意義は大きい。公平に選ぶことができた」と、市長選で初めて実施した公募の意義をアピールした。 だが、その成果を生かせるかどうかは、公募で残ったしこりを解消できるかどうかにかかっている。
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